日本の伝統と工芸のなかにある「現代的なデザイン」
日本が世界に誇る優れたデザインの数々を紹介します。
島国・ニッポンで伝統として受け継がれてきた独特の文化、東洋の神秘とも言われるその歴史の中で発展してきたデザインは、現代において、国内外を問わず高く評価される日本独自の文化です。古くは、古代中国から影響を受けて、先達への敬意と創意工夫を繰り返すなかで、日本人の感性は、ジャパンブランドとして世界で評価されるオリジナルな感性となり、いつしか独特の文化・デザイン・精神性・センスとして発展してきました。
当サイトでは、日本が世界に誇る独自の文化の歴史と起源、由来などを解説していきます。
最近の記事
五月人形に秘められた戦国武将のデザイン
「端午の節句(たんごのせっく)」に飾り立てる「五月人形」に描かれた戦国武将たちの姿。
中世日本の歴史の中で、誰もが羨み、憧れるような武功と立身出世を遂げた戦国武将達は、端午の節句に飾る鎧兜「五月人形(ごがつにんぎょう)」として描かれ、武家や庶民たちは、彼らを象徴する生き様と、勇ましい鎧兜のデザインに憧憬を重ねました。ここでは「五月人形」に描かれる戦国武将たちの姿と鎧兜のデザインについて解説していきます。
雛人形の歴史・「ひなまつり」の起源と由来
「雛人形の歴史」:日本の四季折々にあわせて祝う「節句のお祝い」。そのなかでも3月3日は「桃の節句」として知られ、おひなさまや雛人形をきらびやかに飾り立てて、女子の健康と成長を願って「初節句のお祝い」を行います。古くは室町時代の宮中で「雛遊び(ひいなあそび)」として嗜まれていたおひなさまですが、現在の「雛祭り(ひなまつり)」として成立したのは江戸時代ごろだと言われています。宮中の雅なお遊びが、厄除けのために川で雛人形を流す儀式と結びつき、年中行事のひとつ、そして、楽しいイベントごととして親しまれるようになりました。ここでは、「和の贈り物」としての「雛人形(ひなにんぎょう)」に注目して、その歴史と起源、由来を解説していきます。
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